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日本の美術授賞式

 
 上野の森美術館にて開催された「第30回日本の美術 全国選抜作家展」に5日間の会期中、約1万名と大変多くの方々にご来場いただき、会場では専門家や有識者を審査員としてお迎えし、幅広い視点から連日審査が行わました。一般のご来場者の皆様からのアンケートなどをもとに、厳正なる審査の結果総出展者347名の中から、今回大変光栄な事に柴山哲治賞を受賞する事になりました。

 柴山様は、ハーバード大学ビジネス・スクールでMBAを取得後、ニューヨークのロックフェラー家の投資会社に入社。人々の生活の中で芸術が当たり前の様に一部分として存在する事に深く感銘を受けて、帰国後は世界オークション会社サザビーズ・ジャパンの代表取締役社長を歴任されました。近年では京都造形大学客員教授を始め、ブランシェット・ロックフェラー奨学基金募金委員を務めるなど、ロックフェラー家のフィランソロピー活動に強く影響を受け芸術家育成事業を行っております。

 私自身も幼少期をボストンとニューヨークで過ごし、パーソンズ美術大学留学時は休日と言えば美術館で過ごす日々でしたので、懐かしい記憶が蘇ってきて嬉しくなりました。柴山哲治賞を頂きました事を大変嬉しく思います。

 トロフィー授与は、美術評論家の宮津大輔さんより頂きました。

 この日は、娘の小学校入学式に出席後、直ぐに授賞式の参加となりました。桜がまだ咲く中でお祝い事が続き、とても晴れやかな一日となりました。新年度も良いスタートで、今後も精進して行ければと思います。

la TOSCANAY nuova

 芸術の都・花の都フィレンツェを始めとしたイタリア全土に広がるイタリア・トスカーナ州の芸術、文化書籍『La Toscana Nuova』の2024年10月号に作品が掲載されました。

 フィレンツェと言えば、ルネサンスの中心地で、イタリア最高峰のウフィツィ美術館、ミケランジェロのダビデ像など美しい建築が立ち並ぶ歴史ある芸術と文化が息づく街。

 現地の批評家によるコメントも頂いて、大変嬉しく思います。

 I am very pleased to have my work introduced in the 『La Toscana Nuova』October 2024 Issue which was broadly published in Italy.

 Florence has always been an inspiring city of beautiful architecture. Well known for the breathtaking Uffizi Gallery and Michelangelo’s Statue of David, a city that is alive with art and culture.

 I am very pleased to receive reviews from the local critics.

google翻訳

「オパール」と題されたこの写真作品は、フィルムを現像した後に色を修正せず、月明かりだけを頼りに夜間の長時間露光で鮮やかな色を捉える彼女の能力を示しているため、著者の最も重要な作品の1つです。この興味深い写真は、クリスマスイブの大洗海岸で撮影されたもので、目に見える世界を超えて感じていることを表現したいという作者の願望が明確に表れています。真に特異な光の効果を生み出す色彩効果には、優れたスキルが表れます。

JAPAN ART WEEK in Breeze Taipei

台北の圧倒的な存在感を誇る「微風廣場(Breeze Center/ブリーズセンター)」で開催中のJAPAN ART WEEK in Breezeにて私の作品が紹介されています。
台湾に直撃した台風の影響で安全面を考慮して行くのを断念しましたが、展覧会は無事に開催しております。

第2会期は2024年11月15日(金)~19日(火)

I am showing my work in Taipei Breeze Center. Please come by if you happen to be around.「JAPAN ART WEEK in Breeze」

2024/11/15~19「微風廣場(Breeze Center)」
公式HP:https://www.breezecenter.com/

京都清水寺展示会 Kiyomizudera Exhibition

京都清水寺にて作品を展示させて頂きました。秋晴れに恵まれて、京都散策をしながら時間の流れの穏やかさに、日頃の慌しさを忘れて胸を撫で下ろす思いになりました。美味しいお食事や温かいお心遣いに、感謝が込み上げて来ます。

I was fortunate to exhibit my work at Kyoto Kiyomizudera. Kyoto has it’s is own time frame that just can’t be replaced. I always have an amazing time here and feel so blessed to be Japanese. Thank you very much for a lovely stay.

6×6 Format 中判フィルム写真

 
 子育てで慌ただしい日々の中でも、何か自分の癒しの時間を作らなくてはと、以前撮りためていたハッセルブラッド6×6中判フィルム写真のネガを見返してました。
 
 同じ場所にじっくりと佇み、一枚を撮るのに10分、15分、30分と長い時は60分かけて撮る事もあり、気付いたら真夜中になっていたと言う事もしばしばでした。そして、そのまま明け方まで少し仮眠をしては夜明けを待ち撮影したのが一番上の写真です。

 出産や育児を経て物事の捉え方が変わったように思います。そして、当時撮り溜めた大量のネガを見返す事で、これまでとは異なる感覚を受けました。それにより、プリントする紙を変えてみたりした事で、より深みが増して味わい深いものに仕上がっているように思います。

 今年の秋には、京都の清水寺や台北での展示会が予定されてます。また、来年2月は上野の森美術館の日本の美術展に始まり、パリのユネスコ本部にて国際平和美術展やウィーン シェーンブルン宮殿にて作品を展示する機会に恵まれました事を心より感謝しております。

 今年5月には、ワールド・アート・ドバイにて作品を展示しましたが、そちらの報告が出来ておりませんでした。秋の展示会の様子はお届け出来ればと思っております。

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Coyright © Yukiko Shimizu