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3.11塾
3月11日に東日本大震災による遺児らを支援するチャリティーコンサート「第11回 全音楽界による音楽会」に両親と息子を連れて行ってきました。父のご友人が発足時から支援協力メンバーである事から、毎年会に参加をさせて頂き震災遺児の方々とこれまで首相官邸や国会議事堂を訪れたり、様々な貴重な体験をご一緒させて頂きました。
日々育児に追われてますと、目の前のことを一生懸命に取り組む事に精一杯になってしまいますが、こうして音楽を通じて、魂が触れ合い黙祷を捧げてお祈りする時間の尊さが身に沁みる思いでした。
毎年、日本の音楽業界を牽引されてこられた方々の音楽を通じて、原点に立ち戻り大切な人々と過ごす時間の有り難みに感謝が込み上げて来ます。
今年は、さだまさしさんの「いのちの理由」から会は始まりました。大御所の方々の歌声を聴いてますと、何故こんなにも胸に突き刺さるのだろうと思うのですが、それはきっと彼等の音楽が救って来られた魂が音と共にその場にいる人々全てを包み込むからなのではないかと思いました。
気付けば、優しい歌詞と歌声に涙が溢れて、日々の忙しさから少し緊張していた身体もホッと力を抜いて音楽の美しさに身を委ねておりました。
音楽に酔いしれる夜はあっと言う間に過ぎて行きましたが、立派にご成長された震災遺児の方々の姿に日本の未来の明るさを感じました。
桜を待ちわびる季節にお亡くなりになられた方々を思い、また自身の大切な人々を思う機会を与えて頂き、心より感謝申し上げます。
さだまさしさんの「いのちの理由」の歌詞を一部抜粋させて頂きます。両親と息子と一緒に聴けたことで、この曲に更に特別な思いが込み上げて来ました。
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを傷つけて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かに傷ついて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かに救われて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを救うため
夜が来て 闇自ずから染みるよう
朝が来て 光自ずから照らすよう
しあわせになるために
撮影場所 福島県三春町
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