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アメリカンクラブの会報誌に写真が掲載されました

私の写真が東京アメリカンクラブの会報誌に紹介されました。「出産後も写真は撮ってる?」と普段から気にかけていただき、育児に専念しているため写真と向き合う時間はなかなか無いと伝えてましたが、今回東京をテーマにした写真の特集を組むからとお声掛けくださいました。

以前撮ったものになりますが、猛暑日に喧騒の中を歩きながら、混沌とした町並みに時折り感じる静寂の狭間で様々な記憶が重なり消え行く儚さを感じ表現した一枚です。

自粛解除によって、今までとは違う日常が訪れても、東京が活気溢れ様々なインスピレーションを与え続けてくれる町であり続けますように。

“This photo was shot in Shinjuku in the heat of summer. Tokyo to me is a mix of confusion and stillness. It appears chaotic and destructive, but it has an abiding beauty. Layers of memories overlap and disappear.”

 

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紹介制サロンにて

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ブルゴーニュやナパバレーなどの希少なヴィンテージワインが数多く揃う広尾にある紹介制サロンにて、私の作品が正面カウンター中央一面に飾られてます。

アメリカンクラブにて個展を開催した際に、作品がオーナーのお目に留まりご購入を直ぐに決めてくださったとのお話を伺い胸が熱くなりました。作品に合わせて内装や照明を作ってくださったこだわりが沢山感じられるサロンにて、写真もとてもイキイキと輝いてました。

美味しいワインを頂きながら贅沢なプライベート空間で過ごすひと時は、日常を忘れて自分の心と向き合える特別な体験になるのではと思います。

美に精通されている方々の貴重なお時間のお供をさせて頂けます事を大変嬉しく思います。

思想のはなびら

ゴスペルの第一人者として日本の音楽界に多大な貢献をされた亀渕友香さんが、昨年享年72歳で他界されました。
亀渕先生は、平井堅さん、杏里さん、久保田利伸さん、大黒摩季さん、MISIAさん、SPEED、倖田來未さん、山下久美子さん、和田アキ子さん、持田香織さん他数多くのアーティストをご指導者された事でも有名な方です。

先日発売されました先生の最期の作品となりますベストアルバムでは、私の写真が表紙やアルバムの中に沢山散りばめられ、先生との大切な思い出がこの様な美しい形に収められました事を心より嬉しく思っております。そして、関係者の皆様はじめ多くの方々に喜んで頂けまして本当に身に余る思いです。
アルバムには長年のご友人の湯川れい子さんによるご挨拶が書かれ、阿久悠さん、都倉俊一さん、小林亜星さん、玉置浩二さん他による作詞作曲の名作、松本隆さん、井上陽水さん、来生たかおさん、矢野誠さん他の楽曲提供、山下達郎さんがコーラス参加した力作に想いが込められています。

先生を存じ上げたのは20数年前になりますが、直接お話しをさせて頂いたのは数年前になります。「あなたは何をされてる方なの?」とのご質問から写真を撮っていますとお話をすると子供の様にとても無邪気にどんな写真を撮っているのか教えてと話は盛り上がりました。気付いたら数時間ずっとお喋りが続き、先生の運転で私の自宅までドライブを楽しみ、まだまだ尽きぬ会話にまた会いましょうと約束をしてお別れをしたのですが、直ぐまたご連絡をくださり私も毎回お会いするのをとても楽しみにしてました。
毎年開催される先生主催のコンサートのポスターやパンフレットには私の写真が起用され、いつも先生は大変喜んでくださり交友関係を深めさせて頂いていた様に思います。
闘病生活で九州に行かれた際にも、病院先から「あなたの写真が忘れられないの」とお電話をくださいました。
初めて先生に私の作品を見て頂いた際には、一枚一枚とても丁寧に向き合ってくださり、撮っていた時の私の心情がどうであったか深い洞察力で見抜く様に、その奥に込められたメッセージを読み解かれ、私は感動で震え涙が溢れたのを昨日のように覚えてます。

いつも私を肯定して力をくださり、本当に愛らしく大好きな方でした。こんなにも早くお別れの時が来てしまうとは想像もしてませんでした。

亀渕先生と過ごした尊き時間に、心より感謝申し上げます。

 

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生命を宿して

妊娠7ヶ月目の時。生命を宿す神秘の旅にでも出ていた様な、自分がどこにいるのかさえ分からなくなる様な感覚にまでなった悪阻を乗り越えて、深く静かな時間を過ごし、まだ闇の中にいる我が子と話し合ったり、美しいものに触れたり、愛おしい瞬間をとても大切にして過ごした日々。人の助けや支えなくしては生きてはいけない小さな命は、産まれる前から様々な事を教えてくれていて、人は誰もが産まれた時は赤ちゃんで、誰もが人の手なくしては生きては行けなかった。母親としてしっかりと手を繋ぎ止めて離さない責任と、我が子を信じて背中を押してあげる勇気と。私の歩幅を見守り続けてくれた主人の思いと、私達夫婦の間に降りて来てくれた尊い命を大事にして行ければと思います。

中目黒アート花見会SAKURA Group展

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私の桜の作品が展示会のDM等の広報にも起用されてます、MDP GALLERYセレクトによるグループ展、中目黒アート花見会「SAKURA Group」展が3月25日から開催され、目黒川を染めるソメイヨシノに包まれながら、日本画、陶芸、水墨画、写真等、23名の作家による桜の作品をご堪能頂ける贅沢な時間となりました。オープニングとクロージングにはお花見パーティーが行われ、目黒川の桜とお琴による演奏など、風情漂う展示会になりました。
いかなる時代にも、桜を愛でる心の豊かさを大切にして行ければと思います。

展示会最終日には!

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DSC07300東京アメリカンクラブの展示会最終日は、主人が幹事長を務める40歳を祝うW成人式のパーティーと重なり、

最後まで大勢の方々に作品を見て頂く事が出来ました!

会場に入る為に、私の作品をグルリと周る形で受け付けが設置され、まるでテーマパークみたいな賑わいでした。


様々な道をそれぞれ歩みながらも、また40歳になり出会う事で当時の事を思い出し懐かしむだけではなくて、

それを更に前に進む力に変えていくポジティブな力で溢れていました。

自分の為に楽しく生きた結果、それが誰かを励ます事や救う事に繋がるのだと単純で純粋なエネルギーが漲ってい

て、40歳とは思えないほどの若さで溢れていました。

2年前に展示会日程をアメリカンクラブ側から提示された時には、こんなサプライズがあるとは想像もしてなくて、

搬入・搬出の準備も必ず誰かが助けてくださったり不思議な愛に包まれている様な展示会になりました!

W成人式の幹事の皆様、本当にお疲れ様です!そして、おめでとうございます!!!

東京アメリカンクラブ個展開催によるレセプションパーティー

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東京アメリカンクラブで18日より開催中の個展は、雪の中始まりました。

外一面に広がる雪景色の中で早朝から始まった搬入作業は、トラックが坂道を通れなくなり、途中から作品を手で運ぶ事になったりと難航しましたが、一つ一つの試練は、大切なものを確認しながら点と点を結び、何故作品を作り続けるのか問いただす作業にも思えました。

無事、搬入作業を終えて迎えたレセプションパーティーには、お足元の悪い中にも関わらず、大勢の方にお越し頂き、皆様の思いが会場を暖かく包み込み、とても素晴らしい夜になりました。改めて、皆様のお気持ちに支えられながらここまでやってこれたのだと実感した日となりました。

 

森美術館館長の南條史生さん、セゾン現代美術館代表の堤たか雄さん、靖山画廊の山田聖子さん 等、画廊オーナーや美術関係者、演出家・作家・デザイナー・アーティストの方々、とても多彩な方々にお越し頂きました。

 

展示会は2月7日(日)迄 開催しております。1Fの展示はクラブ会員の方のみとなりますが、B1Fのメイン会場は一般公開されておりアメリカンクラブ営業時間内にご高覧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 


東京アメリカンクラブ フレデリックハリスギャラリー
〒106-8649 港区麻布台2-1-2 tel:03-4588-0381

東京アメリカンクラブにて個展を開催します

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東京アメリカンクラブのFrederick Harris Galleryにて2016年1月18日-2月7日迄個展を開催します。クラブメンバー雑誌の2016年1月号Arts & Entertainment(p.15)にて1ページで紹介されてます!2年前に審査に合格して2016年の新年早々からの展示日程を提示された時は、随分と先に感じましたがあっという間に時間が経ち、その期間で出会った方々など本当に驚くほどピッタリのタイミングで展示会を開催する運びになりました。レセプションは1月18日6:30pm-8p.mです。皆様にお越し頂けるのを楽しみにしております

I will have a solo exhibition at the Tokyo American Club Frederick Harris Gallery from 2016 January18 – Feburary7. Gallery reception will be on January 18, Monday 6:30pm-8p.m. I am being introduced on the January 2016 club members magazine Arts & Entertainment (p.15)

Christmas Gospel Night 2015に私の作品が

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日本のゴスペルシンガー第一人者の亀渕友香さんが率いる「The Voices of Japan」の毎年開催されるChristmas Gospel Night 2015のパンフレット・ポスターに私の写真が使用されました。

東京文化会館大ホールで開催される2000人規模のコンサート会場で、ポスターが貼られ皆様のお手元にパンフレットが届くと思うと、とても不思議な気持ちです。亀渕先生とお話をさせて頂く中で世界情勢が混沌としている今だからこそ、大切な事は私達一人一人が心の静寂を取り戻す事の様に思いました。コンサートのテーマである「聖夜」に因んで、クリスマスには静かに祈りを込めて平和を取り戻す日となって欲しいと言う願いが込められ、先生がこの写真を選んでくださいました。

母親と一緒に歩いていた時に撮影した思い出深い写真です。

皆様の心に届きます様に。

BLUE FOR TOHOKUの写真撮影をしました

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東日本大震災をきっかけに発足したNPO法人『BLUE FOR TOHOKU』では、震災遺児を含む児童養護施設への支援を行ってます。被災地では、震災後に親が子供を育てられないと育児放棄したり、虐待を受けて養護施設に入ることになった子供達が多くいます。日本ではまだまだ実態がきちんと伝えられていませんが、児童養護施設の現状は非常に厳しいものです。

そうした中で『BLUE FOR TOHOKU』は有志ボランティアのグループにより立ち上げられ、福島県の児童養護施設の子供達の学業支援や就業支援を念頭に置きサポートしています。毎年開催している「おいでよ!東京」では、子供達を東京に招いてキッザニアで様々な職業体験をしたり、大運動会でお相撲さんと取り組みをしたり、綱引きをしたりと盛り沢山な一日を通じて、大勢の大人と関わり社会人として成長していく一歩を踏み出す応援をしています。

私も、今年は活動を記録する写真係として協力をさせて頂きました。子供達の屈託のない笑顔、困難に立ち向かおうとする健気な瞳の奥に隠れた寂しさ、強い眼差し、表情の一つ一つから写真を撮る側も複雑な思いを駆り立てられました。矛盾だらけの社会で子供達に何を教える事が出来るのか。正義さえも曖昧で、何一つ大人として確信を持って伝えられる事はないのではないか。そう思うほど虚しさが募りましたが、そんな時無邪気にアイスクリーム屋さんになったり、消防隊員や救急隊員になったり、結婚式を体験して喜ぶ子供達の姿を見て、自分が子供の頃大人になったら何になりたいかとただ純粋に夢見ていた姿と重なり、子供の夢みる思いを守る事こそが大人として出来る事なのではないかと思いました。

どんな境遇に置かれながらも懸命に頑張っている子供達から、本当に多くの事を教わり勇気をもらいました。彼らが大人になった時、彼らをサポートし応援し続けていた大人がいた事を覚えていてくれたら、、、そんな思いで皆んなが一つに繋がっている様に感じました。

『BLUE FOR TOHOKU』の活動がずっと続いて行きますように、今後も微力ながら私も支援して行ければと思います。※写真は子供達の個人情報を守る為、顔が見えないものを使わせて頂きました。

Prayer~共に、生きる~

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先月、滝川クリステルさんが代表を努める動物保護財団「一般財団法人 クリステル・ヴィ・アンサンブル」のチャリティーガラディナーへ夫婦で伺いました。そして、日本全国で1年間に161,867頭もの犬や猫が殺処分されている事実を悲惨な映像と共に叩きつけられました。
祖父の理念によって、動物と自然に囲まれて育った母親の影響を受け、私も犬・猫・鳥を飼い育ちました。帰国子女で日本の学校で行き場のなかった時には誰よりも励ましてくれたのが、ラブラドールレトリバーの愛犬でした。彼はペットショップで酷い扱いを受け、大きさには見合わないケージの中で身動きとれず円形脱毛になっていて、私たちに飼われなかったら保健所行きになっていたところでした。盲導犬にもなるほど、賢くて人間に寄り添う大切な家族のメンバー。母は今も自分の事よりも動物を優先にします。それほど、動物は私達家族に豊かな感情・愛情を与えてくれるのです。しかし、天使の様な存在を無責任なブリーダーによって大量生産され処分されるという、残酷な現実があります。日本はまだまだペットを家族の一員として受け止めてくれる認識が低くて、とても先進国とは思えないほどです。

クリステル財団では、2020年を目標に犬猫の殺処分ゼロ、放棄ゼロ、虐待行為ゼロを目指しています。http://www.christelfoundation.org
そして、本日はチャリティーガラディナーで美しい歌声で会場を癒してくださった、平原綾香さんのコンサート「Prayer」2015へ行きました。彼女の真っ直ぐな思いに胸打たれて、悲惨な現実に目を背けるのでは無くて立ち向かう勇気をいっぱいもらいました無視することではなくて、命あるものともっと真摯に向き合うこと。素敵な思いを抱く方々に囲まれて、再び大切なものは何かを深く感じることが出来ました。

残酷な動物虐待の事件が相次ぎ心痛む日々ですが、早く人間側の意識が変わり命の大切さを感じ共存して行ける様になります様に切に願います。

Kaiの個展レセプションパーティー

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展示会のレセプションには、大勢の方にお越し頂きました。本当に有難うございました。皆様のサポートは私にとってとても大きなもので、今後のアーティストとしての活動の大きな励みになりました事を、心からお礼申し上げます。
今回、いつも展示するものとはまた違う明るいパステル調の作品をオーナーの方と相談をして決めた時、ここ最近発表していた重厚感のあるものとは大分異なるので、この作品で良いのか不安もありましたが、レセプションで大勢の方の笑顔や喜び、そして皆様から暖かいメッセージを頂き、何故今この作品だったのかがはっきりと分かりました。そして、アートが空間全体のエネルギーを変える力があるのだと言う事も深く感じました。急遽、作品に合わせたライブパフォーマンスも行うことになったり、素敵な夜を皆様と一緒に過せて頂きとても嬉しかったです。

Thank you very much for coming to the opening reception party. Your support means a lot and it gave me strength to pursue my career as an artist. I was not aware why I brought these bright pastel works when I had a discussion with the owner since I’ve been showing a lot more heavy taste recently. To be honest I wasn’t 100% sure if these were the right works… Till the opening reception when I saw lots of laughter and joy and warm messages from all the guests I understood what art can do to connect people. Uplift the energy of the entire space. It’s just been a wonderful night gathering with everyone and sharing a lovely time together. Thank you very very much.

Coyright © Yukiko Shimizu