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BLUE FOR TOHOKUの写真撮影をしました

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東日本大震災をきっかけに発足したNPO法人『BLUE FOR TOHOKU』では、震災遺児を含む児童養護施設への支援を行ってます。被災地では、震災後に親が子供を育てられないと育児放棄したり、虐待を受けて養護施設に入ることになった子供達が多くいます。日本ではまだまだ実態がきちんと伝えられていませんが、児童養護施設の現状は非常に厳しいものです。

そうした中で『BLUE FOR TOHOKU』は有志ボランティアのグループにより立ち上げられ、福島県の児童養護施設の子供達の学業支援や就業支援を念頭に置きサポートしています。毎年開催している「おいでよ!東京」では、子供達を東京に招いてキッザニアで様々な職業体験をしたり、大運動会でお相撲さんと取り組みをしたり、綱引きをしたりと盛り沢山な一日を通じて、大勢の大人と関わり社会人として成長していく一歩を踏み出す応援をしています。

私も、今年は活動を記録する写真係として協力をさせて頂きました。子供達の屈託のない笑顔、困難に立ち向かおうとする健気な瞳の奥に隠れた寂しさ、強い眼差し、表情の一つ一つから写真を撮る側も複雑な思いを駆り立てられました。矛盾だらけの社会で子供達に何を教える事が出来るのか。正義さえも曖昧で、何一つ大人として確信を持って伝えられる事はないのではないか。そう思うほど虚しさが募りましたが、そんな時無邪気にアイスクリーム屋さんになったり、消防隊員や救急隊員になったり、結婚式を体験して喜ぶ子供達の姿を見て、自分が子供の頃大人になったら何になりたいかとただ純粋に夢見ていた姿と重なり、子供の夢みる思いを守る事こそが大人として出来る事なのではないかと思いました。

どんな境遇に置かれながらも懸命に頑張っている子供達から、本当に多くの事を教わり勇気をもらいました。彼らが大人になった時、彼らをサポートし応援し続けていた大人がいた事を覚えていてくれたら、、、そんな思いで皆んなが一つに繋がっている様に感じました。

『BLUE FOR TOHOKU』の活動がずっと続いて行きますように、今後も微力ながら私も支援して行ければと思います。※写真は子供達の個人情報を守る為、顔が見えないものを使わせて頂きました。

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Coyright © Yukiko Shimizu