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日本の美術授賞式

 
 上野の森美術館にて開催された「第30回日本の美術 全国選抜作家展」に5日間の会期中、約1万名と大変多くの方々にご来場いただき、会場では専門家や有識者を審査員としてお迎えし、幅広い視点から連日審査が行わました。一般のご来場者の皆様からのアンケートなどをもとに、厳正なる審査の結果総出展者347名の中から、今回大変光栄な事に柴山哲治賞を受賞する事になりました。

 柴山様は、ハーバード大学ビジネス・スクールでMBAを取得後、ニューヨークのロックフェラー家の投資会社に入社。人々の生活の中で芸術が当たり前の様に一部分として存在する事に深く感銘を受けて、帰国後は世界オークション会社サザビーズ・ジャパンの代表取締役社長を歴任されました。近年では京都造形大学客員教授を始め、ブランシェット・ロックフェラー奨学基金募金委員を務めるなど、ロックフェラー家のフィランソロピー活動に強く影響を受け芸術家育成事業を行っております。

 私自身も幼少期をボストンとニューヨークで過ごし、パーソンズ美術大学留学時は休日と言えば美術館で過ごす日々でしたので、懐かしい記憶が蘇ってきて嬉しくなりました。柴山哲治賞を頂きました事を大変嬉しく思います。

 トロフィー授与は、美術評論家の宮津大輔さんより頂きました。

 この日は、娘の小学校入学式に出席後、直ぐに授賞式の参加となりました。桜がまだ咲く中でお祝い事が続き、とても晴れやかな一日となりました。新年度も良いスタートで、今後も精進して行ければと思います。

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Coyright © Yukiko Shimizu